おわかりのように自分史とは、
「自分がこれまで生きてきて、体験したさまざまな出来事やエピソードをまとめて、文章に書き記すこと」
です。

それは自分自身のためであると同時に、自分を支えてくれた家族や知人友人のためでもあります。

自分史を書くのは自分のため

自分史を作成する意味の一つは「自分自身」のためです。
あなたと言う人間の存在を「文章」にして証明することに、大きな意味があります。

あなたの人生の生きた証は、あなた自身にしか語れません。
いっしょに思い出を共通した人間がいても、その人が同じように語らない限り、生きた証は誰にも認識されることはありません。

仮にいろいろなタイミングであなたが語ったり、家族や友人が口にしたとしても、それはその場限りのことでしかありません。

残るのはあなたの頭の中の記憶であり、あなたを知る家族や知人にしても、ごくごく一部の体験やエピソードだけなのです。

いえ、最悪忘れ去られる可能性だってあります。

でもそれは家族であっても知人友人にしても、自分の生きる過程で多くの人たちとかかわりを持つわけですから、致し方のないことです。

そのための自分史なのです。
自分の存在を証明すること、それこそが自分史なのです。

人生を書き記す自分史

あなたの生きた証を綴った自分史を他の人が読むことで、あなたの存在を証明できるのです。

たとえそれが家族や一部の友人知人の少数であっても、あなた以外の人にあなたの生きてきた道のりを記憶に刻んでもらうことは、大変意義深いことなのです。

自分史を書くのは家族や友人のため

あなたの家族や友人知人が、あなたの生きた証を理解することは、つまりその人の人生にも大きく影響を与えるはずです。

なぜならあなたをまったく知らない赤の他人が、あなたの自分史を読むわけではないからです。

著名な人の伝記や自伝ならいざ知らず、少なくてもあなたの自分史はあなたを知る人が読むわけですから、共感する部分が多いはずです。

たとえばあなたの子供が読んだなら、自分の親がどんな生き方をしてどんな苦しみを味わい、どんな幸に恵まれたのか・・・

そしてその子供はどんな状態で、自分がこの世に産まれてきたのか・・・
それを知ることができるのです。

それが子供にとってどれだけ意義深いことか、ご理解いただけますね?
つまりそのための自分史でもあります。

家族史として作成するケースもあります

最近では個人の自分史ではなく、いわゆる「家族史」として作成を依頼されるケースも多くなりました。

自分たち家族がどのように生きてきたかを遺すために、祖父母・父母・子供達とカテゴリー分けして綴り、まとめとして家族全員の思い出を綴ったものです。

これもまた一つの自分史であり、さらに自分以外の家族の想いや生きてきた共通の出来事を、文章にすることで何年たってもいつでも読み返すことができます。

自分史の延長が家族史

このように自分史を作成することのメリットは多々あります。
デメリットなどない、と言い切っても過言ではありません。

両親や恩師の自分史作成をプレゼント

あなた自身の自分史を考えるとともに、あなたのご両親に自分史作成をプレゼントすることも大変良いことだと思います。

あるいは学生時代の恩師や、会社でお世話になった上司への感謝の気持ちとしてプレゼントすることもありです。

私のもとにもご両親や恩師に、自分史プレゼントを依頼されることが多くなりました。

自分史をプレゼントすることは、相手の人生を尊重していることになります。
受け取った方は自分の人生を認められた喜びを、感じ取ることができます。

特にご両親の場合、あなた(子供)との接点が多いわけですから、共感する部分が多々ありますし、中にはまったく知らないご両親のエピソードを知ることもあります。

こういうケースではまずあなたが、ご両親や恩師上司に自分史の作成を勧め、プレゼントする旨の了解を取ります。

そして私のような専門ライターが、インタビュー(取材)を行った上で文章を書き起こすことになります。

つい先日も80代前半のおばあさんの、自分史作成依頼をお受けいたしました。
口が達者なおばあさんで子供にはもちろん、孫が集まると自分の昔話をよくするとのこと。

孫一同が「それじゃおばあさんが元気なうちに、自分史を贈ろう」と言う話になっての、ご依頼でした。

自分史作成は年齢にこだわらない

昨今自分史は、定年退職した方やご高齢の方ばかりでなく、結婚10周年を記念してとか、30才や40才を区切りにした方などの自分史作成が増加しています。

中には就職が決まったばかりの大学生で、学生時代の出来事を振り返って自分史を作成した人もいます。

若い方が後や多くの年齢を重ねた方の執筆が多く、その人にしかない貴重な体験や考え方が本の中に詰まっています。

自分史を作成するメリットは数限りなくあり、と言うことです。


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